TOP
55.31score

Atsu

新型Mazda Demioに乗ってみた

ここに画像が表示されない場合はすでに削除されているか直接のリンクを拒否されている可能性があります


先日の事だが、ようやく新型Demioに乗る機会を得た。
今回乗ったのは、ガソリン車の中間グレードに相当する「13S」という、2WD(FF)の6ATモデル。

外装は、現在のMazda車でお馴染みの「魂動(こどう)- Soul of Motion」デザインを取り入れ「停まっていても、走り出しそうに見える」演出。統一感を持たせ「Mazdaのクルマだ」と、すぐに分かるのは確かに好感が持てる。

試乗コースは、平坦な一般道~ツイスティな山坂道と距離的には短いながらも、クルマの性能を試すには絶好のレイアウト。
微調整のしやすいオルガン式アクセルペダルを少し踏んだだけで、クルマがスッと動いてくれる。CVT全盛の最近のコンパクトカーの走り出しの感覚とは全く違い、低速からガンガン引っ張っていってくれる。これはトルコン(トルクコンバーター)式ステップATでないと、なせない芸当だ。レシオカバレッジの広い6速ATは、スポーティかつ緻密な制御で、マニュアルモードにしても自分の感覚より1段高いギアで走る事ができる。これは「燃費」に影響してくる、重要な要素でもある。
今回はエコランは全く意識せず、踏むところは踏んだ。試乗距離も短かったにも関わらず、平均燃費(瞬間ではない)は17.5km/lをマーク。

今度のDemioはボディ剛性が格段に向上している。それは単純にサスペンションの取付け部位だとか居住スペースだとかいった「局部的な剛性アップ」ではなく、全体的な「ハコ」自体の剛性が上がっているのだ。しかも、ただ強くしたわけではなく、強度を上げるところは上げ、逃がす部分は逃がす。FFにも関わらず、リアタイヤの接地性がシートに座って感じ取れる(他のFF車と比較して、だが)。これは安心感が高いわけである。ステアリングのインフォメーション性能も良く、路面の情報がきちんとステアリングに伝わってきた。

ただ、惜しい部分もある。
ステアリングのアシストが軽い。もう少し重めにした方が操舵感覚が掴みやすい。これはモーターやECU(コンピューター)の制御ロジックの変更でいかようにでもなると思うので、改良に期待したい(どうやらEPSはZF社製のようだ)。
あとは内装。現行「AXELA」より登場した「MAZDA CONNECT」だが、内装の一体感やなだらかなデザインをスポイルしているように感じる。個人的にはこの内装は、あまり好みではない。質感も、いま一つだ。

エンジン、トランスミッション、ボディ…それぞれの構造を一から見直し「飛び道具」を使わず、基本を煮詰めてクルマの性能を向上させる。。これこそがクルマの正しい進化の仕方ではないだろうか?

期待のディーゼル車も試乗予定なので、発売されたら追って報告したい。

.

最終更新日:2014-10-16 11:55

コメント (0)