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Atsu

「薄味」な六代目。

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少し前の話になるが、新型LEGACY B4の試乗に行ってきた。
今回は、いつもと違うお店で試乗してきた。というのも、顔馴染みのディーラーさんにはOUTBACKしか置いてなく、B4を他の店舗から持ってくるのも難しいという理由から。まぁ、国内販売のボリューム的にはOUTBACKの方がメインというので、事情は分からなくもないが...

それはひとまず置いておいて、肝心のインプレッションである。
今回は「B4 Limited」というグレードに、STI製のエアロパーツやharman/kardonのオーディオシステムを装着した車両に乗った。最上級グレード(と言っても、今回のLEGACYはB4/OUTBACK共にそれぞれ2グレード展開だが)である。

結論から先に言うと「何とも薄味なSubaru車」だった。
決して全てが悪い訳では無い。ボディやサスペンションの剛性、そしてステアリングの支持剛性やアシストの適度さ。ロングドライブを快適に楽しむという意味では、このクルマの目指す方向性は間違っていないのかもしれない。
新開発のショックアブソーバー「Stablex ride(KYB製)」も、コーナーではしっかり路面を捉え、全般的に落ち着いたフラットライド感があり、従来のLEGACYにあったゴツゴツ感も無い。

ただ...
従来のLEGACYオーナーや潜在的なファンは、この「成長ぶり」をどう捉えるか?
歴代のLEGACYと言えば「本格グランドツーリングカー」の理想のようなクルマだった。
確かに内外装の質感は劇的に向上した。しかし、それによって失った物も大きい気がする。
恐らくこのクルマにTOYOTAのエンブレムを付けても、全く違和感は無いだろう。

新型は、歴代初となるNA(ノンターボ)車のみのラインナップ。そして、先代前期まであったMT車も設定が無い。もっとも、これはEyeSightの搭載が大前提であるからなのだが。
そして、BILSTEIN製ショックアブソーバーやVTD-AWDシステム、はたまたDITエンジン搭載車も無い。
何とも「無い無い尽くし」で寂しい気もするが、今後の売れ行き次第でラインナップの拡充は考えられなくも無いだろうから、期待して待ちたい。「LEGACY愛」があるが故の苦言と思って頂きたい。

ただ、こういう仕様はSTIのコンプリートカーとして出るのかもしれない。
少なくとも、今のところは300万円以上出して買うクルマでは無いかな?と言うのが僕の正直な気持ち。
「DIT+ビル脚+VTD-AWD」という「濃厚Subaru味」のLEGACY B4の登場を、首を長くして待ちたいと思う。

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最終更新日:2014-11-24 15:49

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